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まほうや日記 - 育つベレー帽

育つベレー帽

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
mahouya 2017-12-14 11:31


小学校の家庭科だったのでしょうか?
初めてアップリケというものに出会ったのは。
身に着けているスカートやブラウスの生地とは異なる布地・フェルト
というほつれない布地のあることを知りました。
「折り紙遊びのように、鋏で断ちっぱなしで良い布地」と、とても
印象的だった気がします。
正しくは、フェルトて、何なのでしょうか?
『フェルトとは、布の一種ですが、織ったり編んだりせずに動物の
毛の綿から、手作業で繊維に水分と熱、圧縮をかけ、繊維同士を
からませてつくったもの』
いろいろ読んでまとめてみました。網羅してるかな。
古代から作られていたそうで、古墳から鞍覆いや帽子、靴下が
出土しているそうです。
そして、モンゴルのゲルに代表される、遊牧民のテントは防水性にも
優れ暖かいフェルトで作られているものが多いそうです。
日本のお茶席で使われている毛氈もフェルトの種類ですね。
人類最初の布地なのでしょうか。
手芸品店で求めるフェルトの製法は、少し異なるようですが。

そんな原初的な製法で創ったウールのベレー帽の紹介です。
保温性に優れ、弾力性に富み、大変軽く、手作業でつくることで、その
厚みも自由に調整することができます。
羊毛の繊維は、生きています。
暖かいお風呂に入れてやると気持ちよくなって伸び、冷めると縮む  
フェルトはそんな羊毛の性質を利用しています。
ですから、手作業で創ったフェルトの帽子は、ご家庭でお手入れして
頂けます。
お洗濯だけではなく、大きさも形も、自由に調整できます。

おまけに、このベレー帽は、裏表2色使いです。
少し、反対側の毛の色を感じますね。
でも、二通りの色を楽しめるので楽しいですよ。


このベレー帽は、工房ソラで、創って頂いています。
「工房ソラ」は、人との関係を結ぶのが難しい人たちのために社会的自立を
進めることを目的とし、活動しています。
羊毛の繊維を、帽子の型紙に合わせきれいに揃え並べたりの作業を担いなが
ら、指導員の方たちの手で仕上げられてゆくベレー帽を通じて、『誕生』
・『育つ』に心を動かされておられることでしょう。
こうして完成したベレー帽は、着こなして下さる方に寄り添い、育ち、完成し
てゆくのですね。まるで、その方の身体の一部になったように。

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